禁忌事項きんきじこうをしっかりと把握し、事前に①( (4, ４, アセスメントシート))を作成します。
ケア前には必ず爪下皮・爪下皮角質の有無、②( (3, ３, 白癬))などの感染症の有無、手や指に炎症や痛みがないか、③( (1, １, 糖尿病))などの疾病しっぺいをお持ちでないか確認しましょう。
また、③がなくても高齢者には感覚の鈍麻どんまや皮膚の④( (2, ２, 菲薄化))があるため、ファイルなどで傷をつけないよう注意します。

①用具のセッティングを行います。
ネイルニッパー、キューティクルプッシャー、キューティクル①( (14, １４, ニッパー))などの用具は容器にコットンと②( (2, ２, 約80％濃度のエタノール, 約８０％濃度のエタノール))を入れ、刃先や皮膚に触れる部分を下にして②に浸しておきます。

②カウンセリング
爪の形、長さ、色、ささくれの有無、爪裏側の③( (6, ６, 爪下皮))の有無を観察します。
③があった場合は、④( (7, ７, ゾンデ、ウッドスティック))などで③を押し下げてから慎重にケアを行います。

③消毒済みの⑤( (3, ３, ネイルニッパー))で爪切りを行います。
必ずカットする際は支え手をつけて刃先がぶれたりしないようにし、皮膚を⑥( (4, ４, スキンダウン))して行います。
一度にフリーエッジをカットするのではなく、ニッパーの⑦( (1, １, 刃先))を使って少しずつカットします。
また使用した器具類は、未使用の器具類と⑧( (15, １５, 区別))して整理しましょう。

④⑨( (12, １２, エメリーボード))でファイリングを行います。
⑩( (20, ２０, 皮膚))を傷つけないよう、必ずスキンダウンをして行います。
エメリーボードは⑪( (5, ５, 一方向))に動かし、まずは長さの調整を行い、その後両サイドを整え、形を作ります。
手の爪の理想的な形は⑫( (11, １１, ラウンドカット))、足の爪の理想的な形はスクエア・オフです。

⑤キューティクルケアを行います。
フィンガーバスに⑬( (9, ９, 37～38, ３７～３８))℃のお湯を用意し、液体ソープを入れます。
ご利用者様の⑭( (10, １０, キューティクル))部分にキューティクルリムーバーをのせて、全体に伸ばし、フィンガーバスに指をつけます。
フィンガーバスに手を入れる際、必ず⑮( (8, ８, 温度確認))を健側でさせていただきましょう。

プッシュアップを行います。
プッシャーやウッドスティックなどで爪全体の⑯( (13, １３, 甘皮))の押し上げを行います。
プッシャーの角度、力加減などに十分注意しましょう。
爪上皮を押し上げすぎると⑰( (18, １８, 炎症))などを引き起こす恐れがあるので注意します。
水に濡らしたガーゼで爪表面を拭き取ります。

キューティクルニッパーで⑱( (17, １７, ルースキューティクル))をカットします。
必ず支え手をつけて刃先がぶれないように行い、甘皮をカットしないよう注意します。

⑧バッフィングを行います。
必ずスキンダウンを行い、皮膚を傷つけない様注意して行います。
また同じ箇所をかけ続けることで⑲( (16, １６, 摩擦熱))が生じるため注意します。

⑨キューティクルオイルを塗布します。
衛生上オイルブラシなどを直接⑳( (19, １９, 爪))にのせず、コットンなどにつけて塗布します。

【ネイルニッパー・キューティクルニッパー・ガラスファイルなど】
①殺菌効果のある洗剤で洗浄後、①( (1, １, 流水))でよくすすぎ、乾燥させます。
②消毒用エタノール（76.9～81.4％）に②( (5, ５, 10, １０))分以上浸します。
③水ですすぎます。
④乾燥させ、③( (2, ２, 蓋付き))の容器に保管します。
　使用する際ニッパー類は、ガラス容器などにエタノールを入れ、④( (3, ３, 刃先))を浸し、消毒状態を保持しておきます。

【ファイル・ネイルブラシ・ウッドスティック・バッファーなど】
①殺菌効果のある洗剤で洗浄後、①でよくすすぎ、乾燥させます。
②⑤( (4, ４, 塩化ベンザルコニウム))またはグルコン酸クロルヘキシジンに②分以上浸します。
②水ですすぎます。
③乾燥させ、③の容器に保管します。
　ファイル・バッファーの流水洗浄・消毒は⑥( (6, ６, ウォッシャブルタイプ))に限ります。