カウンセリングとは、依頼者の抱える様々な悩みに対して相談を受け、援助することをいいます。
これからやってくる未来は、今まで経験したことのない高齢社会です。
認知症やMCI（軽度認知機能障害）の方々を想定したマニュアル作りが必要です。
なかには自分の病歴さえ忘れてしまう方もいらっしゃるでしょう。（若年性認知症は35歳くらいで発症することもあります。）
　そこで、毎回情報収集を行うなどの対応が必要になります。
ケアの安全を確認し、お客様の満足度を推し量り、毎回最高のケアを実現したいものです。
そのためにはまず、お客様の状態を知ること、ご希望に耳を傾けること、安全対策を万全にすること、契約時の金銭授受も気持ちよく完結することが大切です。
お客様の状態を、ケア前、ケア途中、そしてケア終了後の３回は確認します。
　お話の伺い方（要点の要約）、お話の伝え方（ゆっくり、はっきり…ボディランゲージ）、説明書の字の大きさ、色味まで確認して、カウンセリングを行いましょう。

　ビューティーケアセラピストのカウンセリングは様々な面を持ちます。
カウンセリング、コンサルティング、①( (1, １, アセスメント))、インフォームドコンセントなどです。
お話をお聞きしアドバイスするに留まらず、情報を収集して分析します。
そして様々な説明もさせていただき②( (10, １０, 同意))をいただきます。
　カウンセリングは③( (2, ２, ケア前))と後に行い、ケアの安全性と効果を高めます。
そしてお帰り時に異常がないか、お顔やお体を確認させていただき、かつケア後の気分や体調について確認します。
　また料金のお支払い時、各法律に基づいて行うことは当然のことながらご高齢者の判断力や経済力、ご家族（キーパーソン)にも気配りをしてお支払いいただきます。
ご存知のように未曾有の超高齢者社会です。
④( (5, ５, 2025年, ２０２５年))には700万人の認知症患者さんの発生が予想されます。
私たちは⑤( (3, ３, 認知症))や　ＭＣＩ（軽度認知機能障害)に対する知識を深めトラブルの起きない様⑥( (7, ７, 接客))に気を付けましょう。
場合によっては第三者の同席も未成年者と同様必要です。

お客様の同意には必ずご本人の同意サインが必要です。
同意文書には日付、⑦( (6, ６, 担当者))、金額を明記しましょう。
また双方が同じ内容の書類を持ち⑧( (8, ８, クーリングオフや中途解約))なども明記してお渡しします。
　カウンセリング等の際は、お客様が心を解き放ちやすい⑨( (9, ９, 環境))を作りましょう。
コンサルティングは⑩( (4, ４, 分かりやすい言葉))で、回数を重ねるつもりでお伝えしましょう。
情報収集は、当日のケアを安全に受けていただく為の事項に限るよう配慮し、その扱いに注意しましょう。
契約の内容はご高齢者であればできるだけ周囲の方にもお伝えし、トラブルを回避しましょう。

• カウンセリングは１人ひとりの心や①( (6, ６, 身体の悩み))の相談に応じて人間的理解を深めて、悩みを解決へと導く②( (7, ７, 心理学))に基づく療法である。
• お客様の要望をじっくり聴くことをカウンセリングといい、美容の専門家として技術を提供しアドバイスを行うことを③( (3, ３, コンサルティング))という。
• お客様にお手入れを始める前に技術のポイントなどを説明して同意を得ることを④( (1, １, インフォームドコンセント))といい、近年医療でも重要視されている。
• ビフォーカウンセリング〈施術前〉では、お客様の⑤( (5, ５, 来店動機))や美容上の悩みなど、あらゆる面から⑥( (4, ４, 情報))を収集し評価する。
  これを介護業界では⑦( (8, ８, アセスメント))という。
• 個人情報保護法により、業務上知り得たお客様の⑧( (9, ９, プライバシー))を漏らしてはいけない。
• カウンセリングする時は、お客様に対して⑨( (10, １０, 先入観))などをもたずに、ありのままを受け入れるような表情で聴き、笑顔で目を見て話すことが大切である。
• EQ(Emotional Intelligence Quotient)とは⑩( (2, ２, 心の知能指数))のことで、自分の感情を上手にコントロールする能力のことをいう。

• 受容とは、相談者の悩みを①( (5, ５, 固定観念))を持たずに素直な気持ちで受け入れることが大切である。
• お客様の悩み、要望は②( (9, ９, 毎回))小まめにお聞きするようにし、きめの細かい接客に気を配る。

• 施術効果を保つために③( (8, ８, ホームケア))も必要であり、サロンケアと併用することで　相乗効果を期待できることを説明する。
• 施術を行って良いか否か、分からないお客様の症状等は④( (7, ７, 医師))に確認していただく様、説明し理解を得る。
• 契約の際、理解力に問題がある方や成人になっていない方は⑤( (6, ６, 親権者))の同意が必要だが、今後高齢者においても契約のトラブルを想定し、⑥( (10, １０, キーパーソン))と話し合える機会を持つようにする。
• カウンセリングの際のポジションは、お互いの身体が90度になる⑦( (4, ４, 直角法))が望ましいが、対面法で行う際は、花瓶などを置き目のやり場を作ると良い。
• 相手の声が小さくて聞き取れない時は「申し訳ありませんが、お電話が少々遠いようです。」「まとめて記入させていただきますので、もう一度お話いただけますか」など、⑧( (3, ３, 不明瞭なまま))にしておかない様にする。
• シニアのみなさまは多くの事を一度にお話されることが多いので、お聴きしたことを⑨( (2, ２, 要約し))、ご本人に確認しつつ話を進めると良い。

• 私たちは日々の学習を怠らず、自己の感情をコントロールして仕事やカウンセリングを行いたい。
  その為に、共感力、自己認知力、⑩( (1, １, 粘り強さ))、楽観性、自己統制力を磨き続けたい。

• どの業種でも危機管理が叫ばれており私たちは消費者の①( (9, ９, 安心・安全))に勤めなくてはいけない。
• アクシデントとは問題が発生したことであり、インシデントとは②( (8, ８, ヒヤリハット))のことである。
• ヒヤリハットが多く発生しているお店(施設)は③( (10, １０, 事故発生))率も多いとされている。
• これは危険だと皆が思ったことは、④( (7, ７, 意見を出し))合い解決策を検討し、危機回避を図っておく。
• 床が滑りやすい、椅子が不安定な場合はスタッフ間で⑤( (6, ６, 共有))し、お客様の安心・安全に勤める。
• ⑥( (5, ５, 予見可能))性、結果回避可能性を鑑みて事故における責任の重さが変わる。
• 情報収集と情報連携が上手く機能していると、事故を⑦( (4, ４, 未然))に防ぐ確率が上がる。
• 上司に報告する際は　報告事項を⑧( (3, ３, 5W1H, ５Ｗ１Ｈ))にまとめておく。
  （いつ・どこで・⑨( (2, ２, 誰が))・何を・どのように・⑩( (1, １, なぜ))そうしたのかを書き出しておく。)