私たちの体には約140万本の毛が生えていると言われています。
毛には色々な太さがあります。
頭髪は約１０万本あります。
日本人の若い元気な女性ならば毛髪の成長期が長く、足のくるぶしまで頭髪を伸ばせると言われています。
若い頃は一日100本抜けても生え変わりますが、年齢とともに生え変わる力が衰え薄毛になっていきます。

体毛は脇と体のように擦れ合う部分を①( (1, ３, 摩擦))から防ぎます。
眉毛や睫毛は大切な目を守り、鼻毛は肺に温かくて綺麗な空気を送るために存在します。
陰毛はもちろんナイーブなビキニライン等を保護しています。
陰毛や腋毛は、毛包が皮膚の中でカーブし、毛にボリュームを与えています。
毛量は人種によっても様々で、進化の過程で少しずつ減少してきましが、頭髪、眉毛、まつ毛、男性の口髭、腋毛、陰毛体毛が存在します。
一部、オスの鬣や、ひげは強さの象徴かもしれません。
いずれにせよ毛は②( (6, ６, 保護))のために存在しています。

テキストにあるように毛には③( (3, ３, 成長期))、 退行期、休止期がありますが④( (7, ７, 男性ホルモン))の分泌により成長が促進されます。
年とともに、ホルモンの分泌が減り、細胞の代謝が減り血行等のレベルが低下することで毛髪、体毛も減ってきます。
結果、成長期が短くなり毛にコシがなくなります。
（ジヒドロテストステロンによる男性型脱毛症は別要因）
また、髪の色は様々ですが、黒色はメラニンが⑤( (8, ８, 多く))茶色は少なくなります。
白髪はメラニンの無い状態で、金髪は毛髄に空気が入っている状態です。
赤毛は鉄分を良く含みます。
毛の太さで分けると硬毛、軟毛があり、形状で分けると⑥( (2, ２, 直毛))、波状毛、縮毛に区分できます。
日本人は直毛の方が多くいらっしゃいます。

私たちは理・美容師にお願いするなどし、髪のカットや髭剃りなどをします。
社会の一員として生活する際、身ぎれいに髪や髭を整えることも要求されますし、本人自身も気持ちが切り替わり、活動力が増します。

さて、髪の色ですが、年齢とともに⑦( (5, ５, 白髪))が発生してきます。
これは毛根部でのメラニン色素の生産量が減るためです。
白髪は、頭髪から陰毛まで発生します。

また、頭髪の血行ですが男性の場合、頭蓋が40歳ぐらいまで成長するので皮膚を圧迫し真皮層の血流に問題が生じやすくなります。
頭皮が固いという状態です。
このままでは、頭髪が育たないため、温める、揉むなどのトリートメントが大切です。
是非シャンプーの際など、髪の毛のためにも頭皮のトリートメントを行いたいものです。

また、頭皮や首は顔の筋肉の延長で、感覚の受容器も多くあります。
心地よいスカルプケアを行うことは、おおいに⑧( (9, ９, ストレス緩和))に役立ち、明日への活力を生み出します。

また、美容ではムダ毛処理も行われています。
昔からお侍が、月代(さかやき)の手入れをしたり、遊女などが、陰毛を石ですり合わせ短くする、などのムダ毛処理が行われてきました。
今では、ワックス脱毛や化学薬品を使った脱毛、ホワイトライトなど光を使った脱毛などが行われています。
いずれも⑨( (4, ４, 一時的脱毛))で永遠に脱毛できるものではありません。
ムダ毛処理には⑩( (10, １０, 毛周期))や潜在毛ヘアーサイクルへの理解が必要です。

また、育毛にも栄養や血行の問題が関係します。
そしてストレスの度合いも髪に大きく関係してきます。
よく学んで対応したいものです。

• 毛は角質層が変形して毛という形で伸びていったもので、①( (10, １０, 皮膚付属器官))の1つです。
• 毛のうち皮膚表面から出ている部分を②( (9, ９, 毛幹))と皮膚に埋まっている部分を毛根という。
• 毛髪や毛も皮膚の表皮と同様、③( (3, ３, 角化))して体を保護している。
• 毛の主成分は④( (1, １, ケラチン))と呼ばれるたんぱく質で、硫黄を多く含んでいるのが特徴。 毛と爪は⑤( (6, ６, 硬ケラチン))、 表皮の角質層は⑥( (5, ５, 軟ケラチン))として区別される。
• 毛は一定期間成長を続けた後、自然に抜け落ち、しばらくするとまた同じ毛包から新しい毛が出てくる。
  この毛の生え変わりのサイクルを⑦( (7, ７, 毛周期))といい、⑦は、次の3つの時期に大別できる。
• 毛母細胞が増殖・分化して毛を成長させている時期を⑧( (2, ２, 成長期))、 毛の成長が止まり、毛根が委縮していく時期を⑨( (8, ８, 退行期))、 毛の形成を停止している時期を⑩( (4, ４, 休止期))という。

• ①( (1, １, 毛乳頭))は、毛母細胞に栄養や酸素を供給するとともに、毛の発生や成長をつかさどる。
• 男性で、若い時にしっかりとした毛が生えていた方が強いホルモン②( (4, ４, ジヒドロテストステロン)) によって毛母細胞の分裂障害を受け男性型脱毛症が起こることもある。
• 腋窩や陰部、肛門周辺など7か所のみに分布している③( (5, ５, アポクリン汗腺)) が毛包に開孔しており、においを出して異性を引き付けるなど生殖に貢献している。
• 毛の形状には、直毛、波状毛、縮毛などがあり、乾燥や自己処理、締め付ける衣服やベルトなどの原因で内側に成長した毛を ④( (6, ６, イングローンヘア))という。
• メラニンの量によって毛の色が決まり、⑤( (2, ２, ユーメラニン))の含有率が多い場合、黒色・茶色に近くなる。
• 年齢と共に毛根部での⑥( (9, ９, メラニン生産量))が減り白毛が増える。
• 一時的脱毛には、毛抜きでのツィージング、ワックスでのワックシング、カミソリで剃る ⑦( (7, ７, シェービング))などがあり、いずれも長所と短所がある。
• ワックス脱毛の特徴として広い範囲の脱毛に適しているが、⑧( (3, ３, 血液感染))を防ぐため、使い捨ての手袋を着用する必要がある。
• 脱毛後も、⑨( (10, １０, 日焼けをしない))、擦る行為はしないなどの皮膚を守るホームケアアドバイスが必要である。
• 直流と高周波を使用したり、毛包内にアルカリ物質を作り、高周波で熱を作り毛包内の発毛組織にダメージを与える脱毛に ⑩( (8, ８, 電気))脱毛がある。