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ビューティーケアセラピストのための救急法 合格おめでとうござます。
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Question 1 of 4
1. 質問
【問1】
空欄にあてはまる語句を下記から選択し、数字を入力してください。- 倍
- 低下
- 息
- 1
- 力
- 触れていない
- 通報
- 電源
- 点検
- 心室細動
-
高齢者の皆様の増加とともに救急の現場に立ち会うことも増えると思います。
自分の身の安全が最優先ですが、一次救命措置の大切さを知って助け合いましょう。背景・意義
我が国の高齢者数は増加の一途をたどり、複数の病気を慢性的にかかえ、薬を内服している人、医療器具が挿入されている人、 病気の典型的な症状が出づらく自覚症状に乏しい人等が様々なサービス業において顧客層となる時代がすでに到来しています。
現在はまだ大きな事故や事件に至っていないだけで、見えないリスクは多発していることでしょう。
従来の健康な成人向けのサービスでは、今まで通りの安全の担保が困難でしょう。
高齢者では「自覚症状がでづらい」「急変しやすい」という特徴があります。
お客様がトリートメント中に急変したら、正しい応急手当を施すことが業としてセラピストを営んでいる私たちの責任といえます。
救急法には3つの目的があると言われています。- 傷病者の命を救うこと(救命)
- 症状を現状以上に悪化させないこと
- 苦痛の軽減を図ること(心理面も含む)
大変危険な目にあってまで他人を助ける必要はありません。
(傷病者にエボラ出血熱などの重篤な感染症があることが分かっている場合などを含む)
自分の身の安全を守りつつ、他人を助ける心(人間愛)によって救急法は成り立っているのです。
救急法が必要な場面は忘れた頃にやってきます。日頃から何度も何度も訓練や研修に参加して体で習得することが重要です。
本章ではサロンで起こる重篤な事態について対処するべく、「心肺蘇生法」について主に学びます。●救命の連鎖
下の4つの輪が円滑に、順番を守って進んでいくことで、傷病者の生存率・社会復帰率を回復することができると言われています。(図1)
1つ目の輪「心停止の予防」
成人においては心臓が止まる前に、下記のような症状を呈した場合119番をします。- 反応がない
- 反応があっても顔色が悪く、冷や汗などがあり
⇒胸が痛い(締め付ける・重苦しい)
⇒①( (3, 3, 息))苦しい
⇒頭が激しく痛む - 身体の片側に②( (5, 5, 力))が入らない、言葉がうまくしゃべれない、ものが見づらい
このような症状があるとき、心停止に至っていなくとも119番通報をしましょう。
また、判断に悩む時も通報し、相談しても良いでしょう。
3つ目の輪「早い応急手当」
4つ目の輪「早い救命処置(救急隊や医師による二次救命処置)」
119番通報から救急車到着まで、全国平均6~8分かかります。
下記に救命の可能性と時間経過((厚生労働省)「救急蘇生法の指針2015」より)図2というグラフを示しますが、応急手当をほどこした場合でも数分間で救命の可能性が著しく④( (2, 2, 低下))することが分かります。
すなわち救命の連鎖の前から3つの輪は、その場に居合わせた私たちによって、迅速に行われることが望ましいことが理解できます。
●AED(自動体外式除細動器)
次のグラフは「電気ショックを行った場合の⑤( (4, 4, 1, 1))か月後の社会復帰率」(図3)(総務省消防庁:「救急救助の現状」平成27年版より)を表したものです。
その場に居合わせた市民がAEDを使用することで、社会復帰率が⑥( (1, 1, 倍))以上になることが分かります。
日頃から自分の身近な場所のどこにAEDが設置されているか、確認をしておきましょう。
またAEDの収容箱を開けると大きな警報音が鳴ります。
これは緊急事態を周囲に知らせる意味と、盗難を防ぐ意味があります。
AEDとは自動体外式徐細動器のことで、⑦( (10, 10, 心室細動))を止めるために有効な医療機器です。
突然の心停止は、⑦(心臓の心室が小刻みに震える状態)によって生じることが多いのです。
そのためAEDは「届いたら、すぐ電源を入れて、使う」ことが重要です。
ちなみにAEDは一度使用したら…
- 電極パッドを剥がさない
- ⑧( (8, 8, 電源))は切らないが基本です。
パッドを剥がしたり、救急車に乗ることを拒む人がいても強く説得し救急車に乗るよう勧めます。
AEDは電気ショック時大変強い電気を放電します。
くれぐれも、傷病者の体に救助者の体の一部が⑨( (6, 6, 触れていない))ことを確認しショックボタンを押しましょう。
その他の注意点は後程手順と合わせてお伝えします。
AEDは定期的に確認し、電極パッドの⑩( (9, 9, 点検))やバッテリーなどのメンテナンスが必要です。
-
Question 2 of 4
2. 質問
【問2】
空欄にあてはまる語句を下記から選択し、数字を入力してください。- 中断
- 窒息
- 剥がさない
- 安定
- 前
- 普段通り
- 90
- 気道
-
●応急手当の流れ
回復体位:反応はないが①( (6, 6, 普段通り))の呼吸をしている傷病者に、安全な場所で実施される。
突然の嘔吐や・吐血により②( (2, 2, 窒息))することを防ぐための体位で、傷病者は横を向く(側臥位)。
上の膝は③( (7, 7, 90, 90))度程度に曲げ、下の肘を90度程度にすることで、傷病者の支持基底面積が増え倒れない④( (4, 4, 安定))した側臥位が可能となる。
また顎を⑤( (5, 5, 前))に突き出すことで(頭部後屈・顎先を挙上)することで、反応のない人の⑥( (8, 8, 気道))を確保する目的ももつ。
●応急手当中断の目安
- 救急隊に引き継ぐまで ⇒ 玄関先に姿が見えたり、救急車のサイレンが聞こえただけでは⑦( (1, 1, 中断))しません。
- 目的のある仕草が見られるまで ⇒ 例)手を払いのけるなどの仕草
- 普段通りの呼吸が戻るまで
- AEDは電源を切らない、パッドも⑧( (3, 3, 剥がさない))
-
Question 3 of 4
3. 質問
【問3】
空欄にあてはまる語句を下記から選択し、数字を入力してください。- 心臓ペースメーカーがあれば離して
- 絶え間ない
- 離れて
- ためらわれる
- 10
- 100~120
- たたきながら
- 触れて
-
●応急手当の方法
1.反応の確認
- まわりの安全を確認します。
- 両肩を①( (7, 7, たたきながら))、声で呼びかけます。
2.助けをよぶ
- 反応がない場合は、大きな声で助けを呼びます。
- 119番通報とAEDを依頼します。
3.呼吸の確認
- ②( (5, 5, 10, 10))秒以内で確認します。
- 胸、お腹の動きを見て、「普段通りの呼吸」があるかを見て下さい。
私達は普段15~20回/分の規則正しい、落ち着いた呼吸をしています。 - しゃくりあげるような途切れ途切れの呼吸は、「呼吸なし」と判断して下さい。
- 判断に迷うような場合も、「呼吸なし」と判断して下さい。
4.胸椎圧迫
- 成人(小児・乳児以外)の場合胸の真ん中に両方の手のひらの付け根を重ねて両肘をまっすぐに伸ばし真上から圧迫します。
1分間に③( (6, 6, 100~120, 100~120))回の速さで、胸が約5㎝沈むまでしっかり圧迫します。
- 血液の流れを止めないように、④( (2, 2, 絶え間ない))胸椎圧迫を行ってください。
- 胸を押した後は、胸を元の高さまで戻すようにしてください。
5.人工呼吸
- 頭を下げ、あごを上げて気道を確保したら指で鼻をつまみ、息を約1秒かけて吹き込みます。
- 胸が軽く上がったら、一旦口を離し、もう1回吹き込みます。
- 感染防護具がなく、人工呼吸が⑤( (4, 4, ためらわれる))場合には胸骨圧迫のみを行ってください。
(人工呼吸は省略することができます。)
6.AEDが到着したら
〇到着したら
- 最優先で使用します。
- 速やかに電源入れて、音声メッセージをよく聴き、その通りに操作します。
〇電極パッドの装着
- 胸の右上側と胸の左下側に貼り付けます。
(パッドや袋に表示あり) - 電気を効果的に流すために、しっかりと皮膚に密着させてください。
- 汗などの水気はふき取り、貼り薬ははがしてください。
- ⑥( (1, 1, 心臓ペースメーカーがあれば避けて))貼ってください。
- AEDによる心電図解析が開始されたら音声メッセージに従って傷病者から⑦( (3, 3, 離れて))ください。
- 「ショックが必要です。」などの音声メッセージがあれば、傷病者に誰も⑧( (8, 8, 触れて))いないことを確認してショックボタン(点滅ボタン)を押します。
- 電気ショックが終わったら直ちに心配蘇生を再開し、その後もAEDの音声メッセージに従ってください。
-
Question 4 of 4
4. 質問
【問4】
空欄にあてはまる語句を下記から選択し、数字を入力してください。- 飲み物
- 急変のサイン
- 低血圧
- 呼吸
- 5℃
- 感染予防
- 熱中症
- 脱水症
- 鈍り
- 早い止血
-
シニアの皆様に発生しやすい問題を見てゆきましょう。
シニア世代は少しずつ細胞の量が減り、水分の貯蔵場所が減ったり、渇中枢の機能減退などで①( (8, 8, 脱水症))が生じやすくなります。
また、のどが渇いたという意識も感じにくくなるため機会をとらえて、水分補給をしていただきましょう。
経口補水液等を常に用意して、少しずつ補給しましょう。
また、周囲の環境に左右されやすいため②( (7, 7, 熱中症))や低体温症になりやすいのでエアコンを使用するなど、周りの環境確認を確認しましょう。
次に誤嚥です。
シニア世代では食べ物や③( (1, 1, 飲み物))、痰、唾液等が気管に入ってしまうと発熱したり、誤嚥性肺炎が発生しやすくなります。
食事の形態、適した姿勢、食べる前の口腔体操や細菌性肺炎の予防接種などで、誤嚥や肺炎の予防を行います。
また、誤嚥した物のサイズが大きいと窒息によって呼吸困難になっている時は手や足をバタバタさせる、喉に手を当てるなどの④( (2, 2, 急変のサイン))がありますが、シニアではこれらの症状が出づらいことが問題です。
1.まず、ご本人が咳ができれば、咳をしていただきましょう。
2.腹部突き上げ法、背部叩打法も活用します。
上記の処置を施した後は、何もなくても受診するようにして内部損傷のリスクに備えます。
私たちには何の問題がないサラサラの液体(お茶、コーヒーなど)も危険であることを意識しましょう。
問題発生時は、先ず救急隊に電話し対処方法を尋ねる事が大切です。次に、冬場は入浴中に「ヒートショック」が発生しやすくなります。
これは急激な温度変化で血圧が変動し、脳出血、脳梗塞、心筋梗塞などが引き起こされるものです。
先ず、居室と廊下、廊下と脱衣所、脱衣所と浴室の温度差を⑤( (5, 5, 5℃, 5℃))以下にして予防します。
浴槽内で倒れている人、溺れている人を見たら応急処置を行います。
応急処置を施す前に、浮力を利用して浴槽外に出せるか?を確認し、出せなければお湯(水)を顔が出るまで抜き、顔を水面に出し⑥( (4, 4, 呼吸))をキープします。
同時に助けを求め119番しましょう。 サロンケアでは、着替え室と施術部屋の温度差にも気を付け、室内温度も熱すぎ、寒すぎに注意しましょう。入浴中はリラックスすることで脳貧血が起こり、溺れることもあります。
シニアの皆様のボディケアでは、若い方々では想像できない様々なことが発生します。
⑦( (3, 3, 低血圧))、失神、心停止などです。
これらを防ぐべくケア前のバイタルチェックを行い、ご本人にご判断いただき、また毎回の自己申告などを記録し安全のためのリスク管理をはかりたいものです。
次に出血をみてみましょう。
出血時はできるだけ⑧( (10, 10, 早い止血))が必要です。出血部位を確認し、ハンカチやタオルを当て圧迫します。
止血の際は、⑨( (6, 6, 感染予防))のため血液に直接触れないようにビニール手袋や手袋の代わりにビニール袋を使用して押さえます。
また、シニア世代の特徴に低温火傷があります。
低温火傷とはこんな温度で火傷するはずがないと思っていた温度でやけどすることです。
老化や疾患により皮膚感覚が⑩( (9, 9, 鈍り))、アンカや使い捨てカイロなどで発生します。
皮膚の深くまで火傷が起こり重症化することもありますので、サロンケアや施設ケアの際もお元気な方でもシニア世代は熱さや痛みを感じにくくなられていることを意識してケアしましょう。最終確認テストのポイント ・出血中の止血にはどのような注意が必要ですか?
・誤嚥や火傷、転倒、転落、入浴時の失神など様々なケースでの応急処置をまとめてみましょう。
・麻痺側や糖尿病などの方のスキンケア時の注意点をまとめましょう。
ニューワード 「バイスタンダー」
第一発見者のことです。
「善きサマリア人の法」の誤った対応をして訴えられたり、処罰を受ける恐れをなくして、バイスタンダーによる傷病者の救護を促進しよう、との意図があります。
「AED」
「自動体外式除細動器」といい、一般市民も救命手当に使用することが出来ます。